犬の平均寿命

   

身体のサイズによって平均寿命も異なります

愛犬の寿命なんて考えたくもありませんが、最後までしっかりとお世話するためには必要な知識ですね。
一般社団法人ペットフード協会が実施している全国犬猫飼育実態調査(2016年)によると、ワンちゃんの平均寿命は以下のようになっています。

平均寿命
 全体 14.36歳
  超小型犬 15.01歳
  小型犬 14.09歳
  中型犬・大型犬 13.73歳

 
 全体では2015年の調査の14.85歳より短くなっていますが、過去5年間の結果をみるとやはり増加傾向となっています。
一般的には身体が小さい犬種ほど寿命は長くなりますが、個体差もあるため大型の子でも最近は10代後半の子が珍しくなくなってきました。
 

ポイントは健康寿命

健康寿命とは、平均寿命から日常生活に制限のある不健康な期間を除いたもので、 人においても健康寿命の延伸のため、さまざまな施策が取られています。
平均寿命、つまり時間の長さも大切ですが、それ以上に大切なのは毎日の生活の質。
より充実した一生を送るためには、生活の質をいかに上げるかがポイントになります。
 
具体的に生活の質に直結するのは
・おいしく食べられること
・好きなように動けること
・しっかりと休息できること
・正しく排泄できること
・コミュニケーションがとれること
 
一緒の暮らしが長くなると、ついついいつものパターンにはまりがちですが、たまには型を変えて、新鮮な気持ちで毎日の暮らしを楽しめるようにしましょう。
 
また健康寿命を伸ばすためには、病気に早く気づくことがとっても大切です。
そして、この気付きができるのは他でもない飼い主さまです。
その子の「いつもの状態」を一番知っているからこそ、少しの異常に気づくことができます。さらにその子のクセもわかっていたら、それがどの程度異常なことなのかも判断することができます。(例えばお散歩の時に度々立ち止まったりしても、小さい頃からそういう歩き方がクセの子なら心配はありませんね)
異常をみつけたら、早めの受診を心がけましょう。
 
さて「いつもの状態を知っている」ことが正確な診断につながるのは獣医師の先生も同じです。
「10歳越えた子がいきなり来ても、それまでの正確な経過やデータが無いと診断に迷うんだよねぇ」
とある有名な獣医師の先生がもらした言葉です。
かかりつけの動物病院はできる限り継続的に利用し、データを蓄積してもらいましょう。
引っ越しなどでそれが難しい場合には、これまでのカルテのコピーや検査値などを今までかかっていた病院からいただき、新しいかかりつけ医に渡すと安心です。
 
穏やかにゆったりと最後まで過ごせるよう、早め早めの対策を心がけていきましょう。